「君の詩」は、
言葉にならなかった想いを、歌として残すための作品です。

伝えたいのに、うまく言えなかったこと。

心の中には確かにあったのに、
その時には言葉にできなかった気持ち。

時間が過ぎても、
胸の奥に静かに残り続ける想い。

この曲で描きたかったのは、
そうした“言葉になる前の感情”です。


言葉にできなかった想い

人は、大切な想いほど、
すぐには言葉にできないことがあります。

軽く言ってしまえば、
本当の意味が薄れてしまう気がする。

強く伝えようとすると、
かえって壊れてしまいそうになる。

だから、心の中にしまったままにしてしまう。

でも、言えなかったからといって、
その想いがなかったことになるわけではありません。

むしろ、言葉にできなかった想いほど、
深く心に残り続けることがあります。

「君の詩」は、
そんな想いを、そっと歌に変えるための曲です。


“君”という存在

この曲に出てくる“君”は、
ただ一人の誰かでありながら、
聴く人それぞれの大切な存在にも重なると思っています。

恋人かもしれない。

家族かもしれない。

友人かもしれない。

もう会えない人かもしれない。

今も近くにいるのに、
なぜかうまく言葉にできない相手かもしれない。

大切な人を想う気持ちは、
必ずしも派手な言葉になるわけではありません。

静かに残る想い。

ふとした瞬間に思い出す声。

何気ない日常の中で、
胸の奥に浮かんでくる記憶。

そのすべてが、
この曲の中では“君の詩”になっています。


歌にすることで残せるもの

言葉だけでは届かない想いがあります。

でも、音楽になることで、
少しだけ違う形で残せるものがあります。

直接伝えられなかった言葉も、
歌になれば、時間を越えて残っていく。

その時には届かなかった想いも、
いつか誰かの心に重なることがある。

音楽には、
そういう不思議な力があると思っています。

「君の詩」は、
ただ誰かへ向けた言葉ではなく、
心の中に残った想いを、未来へ置いておくための曲です。

今すぐ届かなくてもいい。

でも、いつかどこかで、
この歌が誰かの記憶に触れたなら。

それだけで、この作品を残した意味があります。


綺麗な想いだけではない

大切な人を想う気持ちは、
いつも綺麗なものだけではありません。

後悔が混ざることがあります。

寂しさが残ることがあります。

言えなかった言葉が、
胸の奥で痛みになることがあります。

それでも、その想いを否定したくありませんでした。

うまく伝えられなかったこと。

守れなかった時間。

もう戻れない景色。

そうしたものも含めて、
大切な人を想った証だと思うからです。

「君の詩」は、
綺麗なだけの愛ではなく、
痛みや後悔も抱えたまま残る想いを描いています。


IKPROJECTとして描きたかったもの

IKPROJECTが描きたいのは、
心の奥に残り続ける感情です。

愛。

喪失。

記憶。

後悔。

そして、その中に残る小さな光。

「君の詩」は、
IKPROJECTの中でも、
言葉と音楽が強く重なる作品です。

言えなかった想いを、
無理に説明するのではなく、
歌としてそっと置いておく。

それは、IKPROJECTが大切にしている表現のひとつです。

誰かに直接届かなくても、
作品として残ることで、
その想いは消えずに生き続ける。

この曲には、
そんな静かな祈りを込めています。


聴いてくれたあなたへ

もしあなたにも、
言えなかった想いがあるなら。

今も心の中に残っている誰かがいるなら。

この曲が、
その気持ちをそっと思い出す時間になれば嬉しいです。

言葉にできなかったことは、
決して無意味ではありません。

伝えられなかった想いも、
なかったことにはなりません。

心の中に残っているなら、
それは確かにあなたの一部です。

「君の詩」が、
あなたの中にある大切な想いに、
静かに寄り添える作品になれたら嬉しいです。


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「君の詩」
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